延世大学校(長期)

言語教育院語学堂．．．西地区
(ヨンセ)
연세대학교 한국어학당
Yonsei University Korean Language Institute

歴史と伝統を誇る私大の名門延世大学校
語学堂も韓国語教育のパイオニアであり韓国語教育の最高峰

実際に当社から延世大学校に留学された方の貴重な留学体験記です。

学校詳細

延世（ヨンセ）大学校は、新村地区に位置する名門私立総合大学。　1885年に宣教師により設立された韓国で最も古い私立大学で、1957年にセブランス医科大学と合併し、現在は大規模な総合大学として21の大学院と23の学部、141の付属教育機関で様々な分野での最先端教育、研究を進めています。　日本で考えるならちょうど慶応大学にあたると考えると良いでしょう。
韓国語学堂は1959年に韓国語教育機関として開設、約130名の実績ある講師陣により毎学期、世界約60カ国から来た約1600人の学生が受講しています。　95の教室と3つの講堂、LL教室、インターネットラウンジ、食堂などを完備し、韓国にある語学堂の中でも伝統、規模、教育レベル、評判など、どれをとっても名実ともに語学堂界No.1の学校。

学校情報

学校所在地	ソウル特別市西大門区延世路50番地 (google mapで表示)
開設レベル	Ａコース1級～6級（通常コース）Ｂコース1級～8級（主に英語圏）
1学期	10週間　週5日（月～金）　1日4時限　1学期200時間
授業時間	1日4時限　9:00～13:00（午前クラス）　13:40～17:30（午後クラス）正規課程修了までを1級から6級までに分けている6段階過程と8段階に分けている8段階過程があります。内容は同じですが全課程を終了するまでに6段階過程は1年半、8段階過程は2年かかります。
クラス人数	12～14人程度（韓国語の実力、国籍、性別等で編成）
レベルテスト	最初の学期前にクラス編成試験があります。この成績によって級が決まりますので、入学願書の韓国語の実力の程度の欄に“不可”と表記した方以外は必ず受講が必要です。ただし入学後に級を変更できる場合があります。（レベルテスト当日午前9:30～、オリエンテーション当日午後3時～）
出席	授業の80%（160時間）以上の出席が進級の条件のひとつとなります。
進級	各学期に中間、期末試験があり、聞き取り、会話、読解、書きのすべての科目で平均60点以上で、必要出席日数を満たせば次の級に進級できます。
単位制度	1学期履修した学生には単位が与えられます。10週間の履修に対し、6学点（日本での単位に相当）が与えられます。語学堂での単位が日本の大学で認定される場合や韓国の大学に進学する場合、要請すれば成績証明書が発行されます。
その他	正規課程を卒業後、アドバンス課程が2回まで受講可能 10週間　週5日（月～金）　1日2時限　1学期100時間（午後のみ）

特徴

延世大学韓国語語学堂は文法重視という話をよく聞きますが、文法を重視というのは少し違い、きっちりとした文法と語彙を基礎にして韓国語を教えて行く教授法を採用しているというのが正しいかと思います。実際には偏りなく満遍なく学習することに注力されています。
語学力を本当につけて自由に韓国語で話したいなら小手先の会話力ではなく、豊富な文法力と語彙力が当然必要となります。その点で延世大学は「学問に王道なし」という言葉を感じさせてくれます。大学、大学院進学や韓国語を仕事に生かしたい、TOPIK6級等高いレベルを目指したい方にずっと支持されている所以はそこにあります。

延世大学出版部から主教科書を中心にワークブック、参考書など様々なテキストが整備され、体系的に出版されており、系統だてて学習したり自分の弱点を補填することができます。韓国語教育に長い歴史があり、パイオニアとして絶えず韓国語の教育について高い研究がなされており、教授法についてはとても練り込まれ、どの段階でどこまでの教育を行うかなど、学習レベルの段階に合わせ教授法を変えるなど、教師陣のレベル、そして学校施設も含めて、韓国語を学ぶ語学留学として最高レベルの授業を受けることができます。そしてその分宿題やテスト勉強、予習復習などが重要になります。主教材も2022年に全改訂を行い、新しい教材でわかりやすさがさらに向上しました。

初級では習うより慣れろ式なメソッドも多用しながら、理屈よりもまず下地を作り、そこからしっかりと理屈を積み上げて行くというスタイルで勉強して行きます。
また、中上級レベルでは、他校に比較してインプットのみならず発表や討論などアウトプット授業が増え、すべての面で高い教育環境を実現しています。
通常コースである6段階過程（全段階終了まで1年半のコース）と進度を落とした8段階過程（全段階終了まで2年のコース）があり選ぶことができます。ちなみに延世大学語学堂にはさらに午後に開講されている大学韓国語過程という大学進学を目的とした学生向けのコースもあります。ただ通常コースでも大学等への進学には十分対応していますので学費が高く午後授業である大学韓国語過程でなくても全く進学に問題は無いと思います。

現在はTOPIK試験前になるとTOPIK作文対策授業を無料で提供しています。4〜6級の学生を対象に全7回（週2回/2時限）を提供しています。また授業で習った文法を復習しながらさらに練習をしたい学生向けに無料の文法補習クラスも無料提供しています。こちらは1級〜5級までの学生を対象に全15回（週2回/2時限）が提供されており、無料授業だけでもこれほど充実している点が、勉強したい人にはいくらでも勉強機会を提供する延世大学の素晴らしさを表しているかと思います。

各学期中に1度は韓国料理実習、サムルノリ、印鑑作り、組紐作りなど様々な文化体験プログラムが用意されるほか、各学期中に1度は歌の大会や演劇大会、シチューエーション劇、座談会というような級全体の催しがあります。級が上がるにつれ、クラス内での発表や討論の数、時間が増えます。2級になると言語交換プログラムの募集があり、延世大学の学生との言語交換を利用することができます。3級でも希望により参加できます。これにより最低でも週に1度以上、延世大学の学生と会って言語交換をすることができ、授業で習った韓国語を実践する場になります。
また、語学堂の学生証で延世大学の中央図書館や健康センターも利用でき、延世大学の多くの施設が語学堂の学生にも開放されています。各国言語による相談プログラムもあり、週に1度日本語での相談もすることができます。

延世大学語学堂というと、日本人が多いというイメージですし、学生数自体が多いので学校内には日本人も多いですが、実は同様に他国の学生も多いのです。現在、クラス単位で考えればソウル市内の他校と比較してむしろ日本人が多い方の学校ではない日本人率は高くない方の語学堂です。それよりも規模が大きい分、他の学校ではあまりに見かけないような国の学生とも知り合いになれる点や、ひとつの級に多くのレベル別でのクラス分けがされるため、自分のクラスに自分よりすごくできる学生がいたり、逆にレベルがかなり下の学生がいたりすることが無く、自分のレベルと同様の学生と同じクラスとなるため勉強がしやすい点なども逆に学生数の多い語学堂の魅力と言えるでしょう。

延世大学を検討するにあたり、留学の目的において韓国語上達を何より一番に考える方、とにかく韓国語が上手になりたいという意欲が大きい方、正統的な方法でしっかりと韓国語を学びたいという方は、延世を選んで間違いはないでしょう。以前は費用が高いとよく言われそのイメージがいつまでも残っているようですが、最近は他校と比較しても実は延世大学より授業料が高い学校が多くなっており、教材、補助教材、教師陣、無料講義、学校設備等、最高の学習環境が用意されますから、本当に勉強をしたい、上手くなりたいなら、その費用に見合った見返りは十分過ぎるほどある学校として自信をもってお勧めしますし、入学から2学期目まで学校団体保険を学校が無償提供することになり別途留学保険への加入義務も無くなり、むしろコストパフォーマンスはかなり高くなっていると言えます。成績奨学金制度も用意されており成績優秀者には奨学金が支給されます。

また学校は新村（シンチョン）というソウルの西側の街にあり、周囲には梨花女子大学、西江大学、隣の駅には弘益大学と、大きな学生街でもあり、コシウォン、コシテル、ワンルームなど滞在先の種類・量も多く、飲食店も豊富で、近辺の学生はほとんどが新村で集まるので充実した学生生活がしやすい環境にあります。留学生を受け入れて長いため、その経験を生かした様々なサービスが、安心した留学生活に繋がります。延世大学は語学堂に地下で繋がる寄宿舎があり1人部屋と2人部屋があり最大2学期まで滞在が可能ですが、非常に入寮確率が低く、またやっと入寮しても駅まで女性だと徒歩で25分位かかり、繁華街までも20分弱かかり遠いです。特に夜間は周囲が学校ばかりで人通りが無くなってしまうのもマイナス点です。正直学校寄宿舎はちょっと不便で残念ですので、生活の便利さではコシテルの方が優れているでしょう。

その他
各学期毎に募集されるプログラムとして、延世大学の学生との週1回以上の言語交換プログラム（先着順）、料理教室（各学期全5回材料費のみ各自負担・32名募集）、ボランティアプログラム（上級レベルのみ）、国際交流プログラム（年2回・50名募集）等

正規課程の日程

日程は突然変更になる場合がありますのでご注意ください。

受付開始日　春学期:2022.11.14、夏学期:2023.02.15、秋学期:2023.05.15、冬学期:2023.08.14
申請期間中に書類申請を完了し、登録締切日までに手続きをすべて完了する必要があります。
定員になった場合、日程より早く締め切られます。
延世大学は午前クラスと午後クラスがあります。午前クラスは締切日よりも早く締め切りますのでご注意ください！

受付開始日　春学期:2023.11.13、夏学期:2024.03.11、秋学期:2024.06.10、冬学期:2024.09.09
申請期間中に書類申請を完了し、登録締切日までに手続きをすべて完了する必要があります。
定員になった場合、日程より早く締め切られます。
延世大学は午前クラスと午後クラスがあります。午前クラスは締切日よりも早く締め切りますのでご注意ください！

入学手続き

入学資格	高校卒業以上またはこれと同程度の学力があると認められる者＊2021年より高校卒業見込みは不可　高専も同様。高専在学中は不可。＊高卒認定の場合領事認定必要　ただしビザの許可は領事判断
授業料
入学金
教材費	別途　約89,000~143,000ウォン（1学期）
申請について	1学期ごとでも2学期分でも、6学期分全部でも申請、授業料の納入ができます
登録取消	登録の取消は、開講日までは100%、開講日から1/6まで80%、2/6まで75%、3/6まで50%、4/6まで30%、5/6まで25%、それ以降は払い戻し不可です。登録金は払い戻し不可です。
受講の延期	授業開始前であれば次の学期に延期申請ができます。延期申請をする時は受講料領収書を持参してください。通常延期は1回のみ可能。2学期先までの延期も可能だが年を跨ぐことはできない。
寄宿舎	SK GLOBAL HOUSE 喫煙、飲酒禁止、各部屋にシャワー、トイレ完備 ※学期毎に価格が変わりますとてもきれいな寄宿舎で語学堂と直接つながっているので真夏や真冬など悪天候の時は本当にうれしい。ただし、寄宿舎は先着順なのですが、寄宿舎は最長でも~~3学期~~2学期（※2023春より）までしか滞在できないので、それ以上の予定があるなら途中で退宿しなければなりません。寄宿舎（SK GLOBAL HOUSE）については、こちらをご覧ください
留学保険	入学から2学期目まで学校団体保険を学校が無償提供（別途加入義務無し）

延世大学校長期留学プラン

お手続き手数料

＊お手続き手数料に含まれるもの

滞在先パック
(当社のお申し込み基本プランです)

学費（1学期分）と滞在先の費用（1学期分＜3ヶ月＞）がパックになっています。こちらの滞在先パック料金にはお手続き手数料も含まれます。
滞在先費用については、基本的に3ヶ月分承ります。詳しくはご相談のうえ後日お決めください。
滞在先ランクについては、こちらをご参考にお考えください。

お支払総額
お支払総額は、滞在先パックの金額となります。

航空券、保険等は別途かかります。
その他のオプションについては、現地到着後のサービスをご覧ください。
締切り日3週間を切ったお申込みは特急手配料(税込)3,300円が追加になります。

滞在先手配が不要な方は、お手続き手数料＋以下の学費がお支払総額となります。

ワンルームの手配
1年以上の長期留学の場合、オフィステル、ワンルームなどのご希望もご相談ください。
※オフィステルと大部分のワンルームについては保証金が必要ですが、退出時によほどのことがなければ全額そのまま返金されます。
保証金（30万円～100万円）を預けて毎月の家賃を下げて、ワンルームなどに住むことも視野に入れると良いでしょう。ただし韓国語初級、入門レベルの方は難しいです。

フルオプションワンルーム（例）
保証金500,000円＋家賃（月額）55,000円＋仲介手数料(税込)33,000円など
＊保証金は基本的に全額退出時に返金されます。
＊地元正規不動産仲介業者を仲介して安全に取引を行います。
＊韓国語TOPIK2級以上の方。

なお、為替レートの大きな変動により予告なく価格が改定される場合があります。
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