国立忠南大学校(大田)(長期)

国際言語教育院．．．忠清道
(チュンナム)
국립 충남대학교 언어교육원
Chungnam National University Institute of International Language Education

韓国の中部地方を代表する地域拠点国立大学
多様な奨学金制度と経験豊富な講師陣によるあたたかい教育を提供

実際に当社から国立忠南大学校(大田)に留学された方の貴重な留学体験記です。

学校詳細

忠南大学校は、1952年に韓国初の国立総合大学として開講、韓国で3番目に大きなキャンパスと収容数の多い寄宿舎、国立大学TOP5の名門大学でありながら約25,000人の学生のうち1,300人が外国人留学生で多くの外国人に門戸を開いている。日本の大学では大阪大学との交流が特に深いが人文学部門に日本語学科、日本語文学科があり、韓国人学生との相互交流が盛んである。
語学堂には忠南大学での講師歴が長いベテラン講師が多いことが一番の特徴で、あたたかく学んでもらおうと努力している。自分で選ぶことはできないが学内に豊富な寄宿舎が完備され学生食堂なども大きなものが広いキャンパス内に点在している。現在でも非常に興味深い資料が豊富な図書館が大幅に拡張され2021年に完成予定である。

学校情報

学校所在地	大田広域市儒城区弓洞220 (google mapで表示)
開設レベル	1級～6級
1学期	10週間　週5日（月～金）　1学期200時間
授業時間	月～金：1日4時限　9:00～12:50、13:30〜17:20　（授業時間割り当ては全体ランダムで割当てられます）
クラス人数	10～15人程度
レベルテスト	最初の学期前にクラス編成試験があります。主にこの成績により配属級とクラスが決まりますので、基本的には必ず受講が必要です。
出席	総授業時間の80%以上の出席と試験成績が平均70点以上が進級の条件となります。

特徴

忠南大学がある大田市は、ソウルからKTXで55分、高速バスで約2時間程度の比較的近い距離にある韓国で5番目程度の大都市です。
また、1993年に開催された国際万博（大田世界博覧会）の場所でもあります。ソウルからさほど離れていない大田市ですが、ソウルに比べると治安が良く、とても静かで、集中して学習ができる都市となっています。その理由として、大田市には、KAIST韓国科学技術院、韓国航空宇宙研究院、エネルギー技術研究院など、様々な研究所が100箇所以上、また多様な博物館、科学館、天文台などの教育機関の充実さが挙げられます。さらに、政府公共機関が密集した世宗市に近隣している点も、大田市が静かで学習環境が整っている都市と考えられるでしょう。

そんな素晴らしい環境に位置する忠南大学の語学堂は、経験とノウハウが豊富な先生達が、１〜２級はオリジナル教材、３〜６級はソウル大学の教材を使用しながら「話し、聞き、読み、書く」をバランスよく教えています。現在学生数は約400名程度で日本人学生は比較的少なく、その他各国の政府公認優秀学生が約40名在籍しています。クラスの雰囲気を乱している学生とは面談するなど、手厚い学生管理をしているため、より授業に集中する事ができます。事務サポートも手厚いとは言えないまでも外国人登録や銀行開設、TOPIK試験の受付等一通りのことはサポートしてくれるので安心して留学することが可能です。この学校の一番の特徴であるキャリアの長い先生は学生とのきめ細かいコミュニケーションを通して、先生と学生の距離を近くし、時には保護者、時には友達のような気待ちで接しています。レベルの高い授業を望む方には少し物足りなさを感じるかも知れませんが、毎学期、韓国人学生とバディープログラムを運営しているので、韓国人学生からも韓国語学習から生活まで多方面のサポートを受けることができます。
ただし授業は午前になるか午後になるか自分で決めることはできずランダムに学期毎に決められることになりますのでこの点が少し残念なところです。

国内で３番目に大きいキャンパスを保有している忠南大学は、大規模で運営している学食が６つもある点も魅力の一つです。メニューも豊富で、韓国料理はもちろん日本食、中華、洋食、スナックなどの間食が校内で全て食べられます。最新システムを導入した図書館も完成し、より良い学習施設が学校に増えました。
学校の正門横にある語学堂は5階建てで、1階にはカフェ、2階は相談室を兼ねた事務室、5階にはキッチンがあり、その他にもコンピューター室、自習室、グローバルラウンジなどが語学堂内建物に入っています。語学堂内のキッチンでは、韓国料理体験なども実施します。
文化授業は１学期に１回あり、安東、全州、ソウルなどで実施され、その他に１〜２回小さなイベントとして、コーヒーデー、アイスデー、チュソクなどがあります。コーヒーやアイス、お餅を食べながら、先生やクラスメイトとリラックスしてコミュニケーションをとる事を目的としています。

奨学金は毎学期各クラスの1位（受講料）30％、2位15％、3位10％支給しています。大学学部進学の奨励奨学金も条件付きで支給されています。補習授業は1級のみ必須で、2級以降は先生が必要と判断した生徒と希望学生がいる場合のみ実施されます。また、TOPIK中級取得を目標とした無料対策授業もあります。通常の韓国語授業の他に、補習授業、TOPIK無料対策授業もある忠南大学の語学堂ですが、特に語学堂内で実施されている外国語特別講座がオススメです。外国語特別講座を実施している語学堂は少なくないのですが、ほとんどが英語講座中心となっています。しかし忠南大学は、英語、TOEIC・TOEFL対策、スペイン語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ベトナム語、など多様な言語の講座を用意しています。1年に6回の外国語特別講座があり、毎回受講できる言語は変わります。外国語特別講座を受講する事が可能です。さらに語学堂生は、この外国語特別講座を50％割引で受講できます。時間を有効的に使うことによって、他の学生より安く第３ヶ国語を習得できるチャンスがあります。

忠南大学の校内寄宿舎は何棟もあり、お部屋タイプも様々になっています。校内寄宿舎は指紋認証で出入りができるアパートタイプになっており、語学堂生は基本6人部屋（部屋は2人部屋で6人でリビングを共有）、シャワーとトイレは12人共同のお部屋タイプを使用します。（朝夕食券付き１ヶ月25万ウォン）６人部屋と聞き少し多いと驚くかと思いますが、居間と玄関を6人で使用し、各1部屋を2人づつで使用するので実質2人部屋です。共同のシャワーとトイレは清掃員が入ります。ただし寄宿舎は最後までどのようなタイプのお部屋になるかわからず希望や選択はできませんのでこの点は注意が必要です。校内寄宿舎周辺は、カフェ、コンビニ、チキン、ピザ、お弁当、ハンバーガー、などのお店があるので、食事には困ることなく過ごせます。校内寄宿舎を利用するにあたって少し不便な点は、男女別の洗濯室が寄宿舎外にあることです。（有料）６人部屋以外にキッチン付きなどの様々なタイプのお部屋がありますが、先に記載したようにランダム配置のため、本人が選択することができないので、その点にこだわりが強くない方である必要があります。

正規課程の日程

＊日程は学校の都合により突然変更になる場合がありますのでご注意ください。

※春学期登録開始日2022.11.21　夏学期登録開始日2023.02.20　秋学期登録開始日2023.05.22　冬学期登録開始日2023.08.21
※定員になった場合、日程より早く締め切る場合がありますのでご注意ください。

※春学期登録開始日2023.11.20　夏学期登録開始日2024.02.19　秋学期登録開始日2024.05.20　冬学期登録開始日2024.08.19
※定員になった場合、日程より早く締め切る場合がありますのでご注意ください。

入学手続き

入学資格
授業料
入学金
教材費	別途（ソウル大教材および延世大教材）
申請について	1学期ごとでも2学期分でも申請、授業料の納入ができます
登録取消	登録の取消は、学期開始前までは授業料の100%、授業開始後は全授業の1/3前までは授業料の2/3、全授業の1/2前までは授業料の1/2、それ以降は払い戻し不可。入学金は返金不可。
受講の延期	学期開始前は次学期への延期可能。2度目および2学期先の学期への延期は要相談。寄宿舎は再度申請し直しが必要。
寄宿舎	寄宿舎（校内女子専用寄宿舎）申請時は1学期のみ。延長は可能。＊基本的には、6人でリビング共有の2人部屋で大部屋2つで共同のトイレシャワー室を使用するトイレシャワー室は清掃員が清掃ウォーターサーバーあり、洗濯室別棟タイプの違う寄宿舎もあり、入寮後次の申請の際に移動は可能 ※　校内寄宿舎は新築で語学堂からすぐ近くにあります。早めの申請であれば100%入寮可
留学保険	加入義務あり　※留学保険であれば指定なし

国立忠南大学校(大田)長期留学プラン