Nihongo Terakoya

日本語寺子屋(ソウル)

韓国で活動する日本語ネイティヴのための日本語勉強会
「101匹目のさる」「あるカンセミナー」「日本語寺子屋」と、ソウルでの現地定期イベント

日本語寺子屋 in ソウル

日本語寺子屋とは
外国語である韓国語の勉強には気を使ってるものの日本語の知識が不足してしまって韓国語も伸びない、そんな事態に陥ってしまう人って意外と多いんです。よほど小さい子供でない限り、外国語のレベルが母語を超えることはないと言われています。でも外国にしばらくいると少しずつ忘れてしまうのは母語も同じ。だからこその日本語ネイティヴのための日本語ブラッシュアップ講座です。

韓国語の学習に活かしたい方、韓国人の友達に日本語を教えることになって日本語をよく知らないことに気付いた方、日本語教師になりたい方や駆け出しの方、韓国で就職している方や就職したいと思ってる方、日韓カップルで子供の日本語教育に興味のある方などなど、特別な専門知識は要りません。日本語について一緒に楽しく勉強してみましょう。

韓国の大学で日本語を教えている現役の講師たちを中心とした日本語の勉強会として新たに活動を開始します。日本語の文法、音声、運用、教育、文学などのそれぞれの分野を専門にやっている講師たちと一緒に日本語について考えてみましょう。
新装後当面は「日本語を書くトレーニング」(野田尚史、森口稔)をテキストとして使用し、1課から順番に一緒に勉強します。



今後は参加費はあくまで運営の経費のみとさせていただきます。

セミナーについて
開 催年2回〜4回程度の開催を予定しています。<変更の可能性あり>
対象者日本語ネイティヴまたは日本語ネイティヴレベルの方ならどなたでも参加できます
参加費5,000ウォン<経費実費>(自由参加の懇親会参加者の費用は別途)
募集数20名まで
会 場aah! education セミナールーム(新村)
主催者日本語寺子屋





新装第2回 日本語寺子屋の募集開始!

当面は「日本語を書くトレーニング」(野田尚史、森口稔)を
テキストとして使用し、1課から順番に一緒に勉強します。

新装第2回日本語寺子屋は、「レストランのメニュー」です。

新装第2回 日本語寺子屋セミナーの詳細

日時: 2024年4月13日(土) 14:00~17:30
    
(18:00頃より親睦会・懇親会予定。(自由参加・費用別途:12,000~15,000ウォン程度を予定)

日本語寺子屋セミナーのお申し込み、ご予約

日本語寺子屋お申し込み
4月13日のご予約はこちらからお申込みください。

*参加費用は当日現金でのご精算です。


(今後の勉強テーマ予定)
第1回: 【お知らせのメール】
第2回: 【レストランのメニュー】
第3回: 【問い合わせのメール】
第4回: 【注意書きやサービス案内】
第5回: 【お願いのメール】
第6回: 【お店やイベントの広告】
第7回: 【わかりやすいマニュアル】
第8回: 【場所や交通の案内】
第9回: 【企画や提案を出す】
第10回: 【ニュースレターを作る】
第11回: 【アンケート用紙を作る】
第12回: 【掲示板やメーリングリストを使う】
第13回: 【日本語弱者のことを考えて書く】
第14回: 【レポートや論文を書く】
第15回: 【自己アピールをする】


会 場: aah! education セミナールーム(新村)




(過去の開催テーマ履歴)
第1回: 【日本の文化】古事記・日本書紀って何?(あなたの知らない古典) 
【日本語の敬語】敬語のほう、こちらでよろしかったですか?(あなたの知らない敬語)
【日本語の文法】ごはんとライス、何がちがうの?(あなたの知らない使い分け)
【日本語の音声】はちゅおんはむじゅかしいですか?(あなたの知らない発音)
第2回: 【日本語の文法語彙】・日本語の副詞について考える
【日本語の敬語】・敬語の種類とTPOに合わせた敬語
第3回: 【日本の文化】・天皇と神道
【日本語の文法語彙】・日本語の構造
第4回: 【日本語の文化】・渡来人
【日本語教育】・会話が上手ってどういうこと?
第5回: 【日本語の文法】・誤用から日本語を考える
【日本語教育】・韓国の高校での日本語教育の現状とその打開策を模索する
第6回: 【日本語の敬語】・敬語今昔物語
【日本語の音声】・日本の音声を知れば韓国語の発音も良くなるよ!...多分
第7回: 【日本語の文法語彙】・日本語の構造2
【日本語教育】・現代文の国語教育
第8回: 【日本の文化】・神社の神様ってどこから来たの?
【日本語概論】・あるいは日本語概論という名の地図
第9回: 【日本語概論】・あるいは日本語概論という名の地図Ⅱ
【日本の文化】・鉄道
第10回: 【日本語文法】・文法カテゴリーへの誘い[1]
【語語用論と社会言語学】・あの人の一言はなぜ人をイラっとさせるのか
第11回: 【「ちょっと待って」“같이 가!” この違いはどこから生まれる?- 日本語のウチとソトのお話し】
【韓国語<翻訳&通訳>のリアルな第一歩】
第12回: 【方言って何?】
【暮らしのなかの通訳-コミュニティ通訳からみた意思疎通のすがた-】
第13回: 【万葉集概論】
【オノマトペ】



コアメンバー プロフィール
日本語寺子屋講師
AKIKO
兵庫県出身。大学・大学院時代は奈良で過ごす。教育学修士。博士課程修了。専攻は日本語学(文法)。韓国には特に興味関心がなかったが、大学時代に留学生との関わりから韓国人の友人がたくさんできる。日本語学習者の気持ちを理解するために自分も学習者になる体験をすると良いというアドバイスを受け、韓国語は趣味程度に開始。これまで韓国語はほぼ独学。今はただ時間だけが伸びてしまった学習歴に恥ずかしくないようにTOPIKスコアを伸ばすのが目標。
2005年より日本の日本語学校で非常勤講師、プライベートレッスン、日本語ボランティアなどで日本語教師として駆け出し活動を開始。2007年3月より韓国の大学にてネイティブ教員として勤務。現在に至る。日本語会話の授業を中心に、通訳やビジネス日本語の授業も担当しています。日本語の知識を増やすよりも、発話意図を正しく伝えるニュアンス、発音、誤解を招かない表現など、コミュニケーションの質の向上を目指すことを中心に据えた授業を心がけています。
日本語寺子屋講師
DAITO
広島出身。日本人の父、韓国人の母をもつ。1999年大学入学と同時に韓国語の勉強を始め、2002年に交換留学生として慶熙大学国際教育院で1年間韓国語を学ぶ。その後日本に帰国し地元企業に就職し、韓国語とはまったく無縁の生活を送っていたが、2008年に韓国人の妻と出会い、 2009年に結婚。そして2010年に再び渡韓。渡韓後、日本語講師として働き始める。日本語講師をするかたわら、慶熙大学で文学修士取得、博士課程修了。大学での専攻は日本の上代文学。「古事記」「日本書紀」が専攻で、渡来人についての研究を行うために努力中。将来的には渡来神が祀られている神社や朝鮮神宮に関する研究がしてみたい。現在は大学での講義、個人レッスンなどを中心に活動中。
KPOP大好き。韓流ブーム前からのKPOP好きなので、最近のKPOPよりは歌謡と呼ばれていた時代の歌のほうが好き。韓国の歌を紹介するブログも持っている。
日本語寺子屋講師
ENA
横浜出身。中学生の頃から韓国語を独学し始め、2000年ワーホリで渡韓。韓国外国語大学で韓国語を学んだ後、2001年からソウル市内の学院で日本語教師として働く。その後、東京、横浜の日本語学校や研修会社などでの日本語教育や日本語試験の問題作成などに携わる。2011年、再渡韓し韓国外国語大学で言語学修士取得、博士課程修了。専攻は言語行動と敬語。OPI日本語テスター資格保持者。現在は韓国外国語大学を中心にあちこちの現場を渡り歩く日々。
ソウル市の観光ライターの経験を生かして、ディープソウルを案内するエナツアーや、ソウル案内ブログなども運営。従来の「ネイティヴ教師」の枠に収まらないので受け皿を探すのではなく作りたいというのが本音。
日本語寺子屋
サテライト講師

YUKI
滋賀出身。もともとの将来の夢は落語家か漫画家だったが、高校時代オーストラリアでのホームステイをきっかけに国際交流および日本語教育に興味を持つ。オーストラリアとの提携校が多く、日本語教育にも力を入れている東京・吉祥寺の成蹊大学に進学、ワーホリ資金をせっせと貯めるかたわら国際交流サークルで部長を務めるなど、オーストラリア移住の夢を育んでいた最中に留学生だった現在の妻と運命の出会いを果たし、全く予定になかった韓国沼へ…。 韓国語を学べる環境を求め2001年ソウル大言語教育院で語学留学。そのまま2002年には同大学国文科大学院へ進学。2003年に日本語教師としてデビューし、すったもんだの末ソウル市内の某私立大学で日本語教育を担当していたが、2018年より大阪の帝塚山学院大学リベラルアーツ学部准教授として日本復帰を果たし新たな挑戦を続ける。(現在、サテライトメンバー)
aah! education
アーエデュケーション
aah! educationの中の人。初訪韓は80年代。長年法律関連の仕事に従事。2010年に退社して渡韓。延世大学語学堂卒業後、外国人のための韓国語教師課程および韓国語教師養成課程を延世大学で修了。それまでのさまざまな経験を活かし、アーエデュケーション株式会社を設立、韓国留学事業をスタート。日韓勉強会「101匹目のさる」、在韓者のためのネットワーク「あるカン」、良質な韓国語教育と韓国文化の輪を広げる「ほねねっと」等を主宰している。留学を目的にするのではなく、留学を活かした人生クリエイトのため、優れた人材を育成することに尽力しつつ、韓国のおいしいものとおいしいお酒に今夜も酔いつぶれる日々である。


いままでのゲスト講師 プロフィール
ゲスト講師
YOSHIDA
京都府出身。大学時代は地理学を専攻するも第二外国語で韓国語を履修し、韓国に関心を持ち始める。3年生の時に、なぜか韓国映画を扱うゼミを選択。そこで友人の影響からK-POPを聴くようになり、韓国に完全にハマる。2008年にゼミで釜山に初渡韓。日韓の大学が交流する目的のセミナーに参加し、多くの韓国人と話し、いつか日本語を教えたいと思うようになる。ゼミでは「在日コリアン」をテーマに研究した。卒業後は日本で繊維系の商社に就職。韓国企業を担当するが、取引がなくなったのを機に丸4年で退社。その後、日本語教師を目指すべく資格を取り、2014年に3か月の短いソウル留学を経て、2015年より現在の勤務先である韓国の某外国語高校でネイティヴ補助教師として日本語を教えている。韓国語はお世辞にもうまいとは言えないが、とにかく人と話をするのが好き。何をするのでも楽しくがモットー。サッカーと韓国と旅行とお酒で人生が形成されている人間。
ゲスト講師
キソカン
東京都出身。高校時代に古典文学にハマったのをきっかけに国語教師を目指し、文学部日本文学科に進学。しかし大学3年のある日、「もっと外の世界にも目を向けた方がよいのではないか…」という思いから、何かしら外国語をやろうと思い立ち、家に「冬のソナタ」のサウンドトラックがあったため「韓国語でいいや」と韓国語を独学し始める。
ひたすら孤独に韓国語を学んできた経験を活かし、独学の方々に役立てばと2013年7月にTwitterで「基礎から学ぶ韓国語bot」を開始する。現在は、かつての夢が叶い都内私立中高一貫校の国語科教員を務めている。
ゲスト講師
MOTO
愛知県豊川市出身。東京大学入学の時に第二外国語で「朝鮮語」を「他の人が選ばなそうだから」という理由で選択したのがすべての始まり。入学当初は経済学部を卒業して経済官僚になる目論見だったが,数学ができずに敢えなく教養学部へ進学。三年生の時に世界のさまざまな大学への交換留学の機会があることを知るが,英語と韓国語しかできる言葉がなく,英語はネイティブ並みにできる学生がゴロゴロしている環境だったため,ソウル大学で韓国語を学びつつ言論情報学科の授業を聞く。せっかくなので卒論のテーマに韓国関係を選び,東京大学大学院の社会情報学コースへ進学。そこでソウル大学の言論情報学科との交流業務を手伝ったこともあってソウル大学言論情報学科博士課程へ進学。博士課程修了(単位取得退学)。 日本時代,いざとなった時に食べていくために取得した韓国語教員の資格を持っていたことが奏功したのか,運よくそのまま韓国・大田の私立大学で日本語教師としての職を得る。 鉄道ファンなのは車輌製造メーカーに勤めていた両親の影響(だと思う)。ちなみに勤務先の大学は鉄道学科で有名なため話し相手の学生には困らない模様。 哲学から社会科学,自然科学や医学に至るまで。幅広い知識と素養を身につけることで自分の中で融合的な思考をすることを目指しているが,今のところは単なる器用貧乏に留まっている。
ゲスト講師
まりイヌ
ソウル特別市麻浦区生まれ東京育ち
生粋の韓国人ながらネイティブランゲージは日本語の韓国語学習者
3歳から27歳まで日本で暮らし、2009年延世大学の語学堂に入学
フリーランスでドラマ翻訳を始め映像翻訳から翻訳業界に足を踏み入れる。韓国に来て8年目
エンターテイメントやゲーム業界を中心に通訳翻訳の業務を行う立派なサラリーマン。
ゲスト講師
斉田麻衣子
神奈川県横浜市出身・在住。認定NPO法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ) ※韓国・朝鮮語医療通訳スタッフ。
横浜市国際交流協会で外国人窓口相談、コールセンター、情報紙編集、イベントの企画・運営などを担当しながら「コミュニティ通訳」に関心を持つようになる。
東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター 多文化社会人材養成プロジェクト・コミュニティ通訳コース修了。
現在、外国人住民と日本人を繋ぐコミュニティ通訳・翻訳、ビジネス通訳、イベント通訳のほか韓国の書籍を日本語へ翻訳する際のリーディング・試訳などに携わる。
多文化・多言語に目が回る思いをしてもコミュニティには多様な人に存在していて欲しいし、そういう社会のほうが楽しいと日々考えている。
※「MICかながわ」は神奈川県を中心に医療通訳ボランティア活動を行っているNPO法人。